関野あやこ 光のライブラリー

Sekino Ayako目をあけて 夢を生きる

未来図 Part1 BOOK ☆_4

未来図 Part1

4 外に 強く 意識をむけて 眠ってきた

私たちが 分離して生み出した 地球のバイブレーション。

そのさまざまな バイブレーションの ひとつを選び

それを映写室に入れ

スクリーンに映し出した

その映像が あなたの現実です。

今まで 私たちは

外に 強く 強く 意識を向けてきましたから

映し出した 現実のほうに

すごく すごく 意識を向けてきましたから

現実が すごくリアルでしたね。

私たちはフォーカスしたほうを

すごくリアルに 体験するんです。

それは 才能です。

現実に フォーカスすればするほど

現実は とても とても リアルになります。

そして 現実のほうに 意識を向ければ向けるほど

本来のあなたを忘れて あなたと離れていくことになります。

本当のあなたと 高い意識と離れることで

どんどん 波動は下がっていけます。

そして リアリティは 外になり

出てくるフィーリングは すごくリアルになります。

たとえば 学校で 友達に こんなこと言われた。傷ついた。

そんな出来事を 創ったとしましょう。

そうすると あなたは

「この人の このひとことで こんな思いをした」

「この出来事が こんなふうな 気分にさせた」

今までは そうでしたよね。

でも 本当は あなたが創った 現実を見て

出てくる そのフィーリング。

シチュエーションを見て 出てくる この感覚。

このバイブレーションが 先で

現実は 後から 映し出したものなんですね。

映像なんです。

そこに 気づく時が 来ましたね。

戻っていく時は それに気づいていきます。

まだ 眠りを選んでいる時には

とても とても 外に意識を向けます。

なぜなら 目的は

現実にフォーカスして

出てくるもの (フィーリング) を 味わいたいから。

高い意識のままでは 私たちって

『絶望感』も 『恐怖』も 『心配』も 『不安』も 『挫折感』も

みんな ただのバイブレーションにしか 見えないんです。

高い意識のままだと 臨場感はないです。

それこそ ドレミファソラシド♪の

『レ』と『ファ』の 違いくらい。

『ワクワク』も 『よろこび』も 『不安』も

みんな同じ

ただのバイブレーション。

『ワクワク』という バイブレーション。

『挫折感』という バイブレーション。

違いは バイブレーションの違いだって いうふうにしか

高い意識のときには 見えないんです。

最初 私たちが 波動を下げていったとき

分離の線から生まれる

『不安』とか 『心配』『孤独感』『分離感』は

エクスタシーに 感じたみたいですね。

だって 高い意識で見れば

味わったことのない 地球のバイブレーションですからね。

そして気がつきます。

高い意識のままでは

先に行ってる人たちがやってるように リアルに 体験できないことを。

どうも見ていると すごい 臨場感あふれてるし

本当に 外の映像に向かって「襲われてしまう」みたいな感じで

外から自分が 「されてる」みたいな

「これによって 私はこんな思いをしてる」っていうところまで

体感できるくらい

強烈に味わえてるのは

どうやったらいいんだろうって。

そして 分離し始めの頃は まだ高い意識でしたから

出てくる『不安』も

『心配』も

「すっごい! このバイブレーション。」

「うわっ 孤独感! すごいエクスタシー!」

地球のバイブレーションが 宝石のように見えていたのが

とても ドラマティックに 味わいきれる

臨場感あふれる 体験をしてみたいと

高い意識だったことを 完全に 忘れることを選んで

さらに 分離を続け 波動を下げていって

もう今では

現実を見て

その現実に 力があって

それによって 自分が 一喜一憂しているんだという

見方になってしまったんですね。

それを ほどいていきます。

がんじがらめに 眠ることを選んでいたのを

ほどいていく必要があります。

ちょっと思い返してください。

あなたが創ってきた いろんな現実。

小学校 中学校 高校 現在にいたるまで ありとあらゆる現実。

そのシーン

「あれは残念だったな」とか

記憶に残っている ちょっと居心地悪い

たとえば 「人とこんな別れ方をした」

「この人とは こんな軋轢 (あつれき) がある」

うまくいかなかった現実。 そういうふうに思っている現実。

もしかしたら そういうシーンが 出てくるかもしれませんね。

この 地球のバイブレーションを

リアルに 臨場感を持って うーーんと感じたくて

私たちは 分離を続け

波動を下げていきました。

出てくる地球のバイブレーションは

ドレミファソラシド♪の

『ファ』と『ソ』の違いくらいだって

そのくらいでは 楽しめない。

もっと 体感したい。 体験したい。

『さみしさ』は うーんと さみしさ。

『孤独感』は 身を切られるような思い。

ほんとうに そんな体験をしてみたい。

それで うーんと 波動を下げてきました。

そして 自分で創った (映し出した) 現実に 指をさしながら

「こんな出来事が 私をこんな思いにさせている」と

本当に外が 自分に向かって

何かしら 向かってくるような

錯覚を ずーっと 使い続けてたんですね。

でも ほんとうは

『現実は中立で 感じているのは 自分の中だけ』 なんです。

ものすごいシンプルなんです。

本当に シンプルなんです 私たち。

たとえば 皆さんたちが

問題を いくつか抱えてると 思ったとしましょうね。

あなたの現実の中で

「あ このことは気になる このことも このことも」って

ひとつでも ふたつでも。

それはね あなたがその映像 その現実を創り出すのに使った

地球のバイブレーションを 手放すことができたら

その問題は 溶けて 消えていきます。

本当に シンプルなんです。

この物理次元の 現実の創り方はね。

たとえば あなたが「これだけは許せない」って思ってた現実。

今までは その現実とくっつけて「許さない」と思っていたのを

現実は ただのフラットな 映画と同じスクリーン。

感じているのは 自分の中だけ。

意識を ぜんぶ 自分に向けて

その映像 (現実) を見て 出てくる フィーリング

そのフィーリングを

ただのバイブレーションとして 手放していったら

あなたの中から そのバイブレーションを 手放していったら

あなたが 創り続けていた映像は

本当に 波に ウェーブに 戻るんです。

溶けていきます。

消えていきます。

ひとりひとりが 自分に戻っていくことで

この惑星で 山積みされた問題は 溶けていくって

ほんとうのことです。

footer